LA PORTE D’OR

店主のブログ〜

オカシナタビ 1

2016.06.03

毎年5月1日を迎えると思い出す事がある、もう10年も前の出来事ではあるが良いも悪くも衝撃的な1日となった。

10年前、勤めていた菓子屋を辞めフランスに行ってみようと思った。と言ってもただの思いつき、特別知り合いがいる訳でもなく、当てがある訳でもない。         記憶の限りでは、4月終わり世間はゴールデンウイーク前、多少浮つく空気の中、成田空港よりパリへと向かった。

文章では坦々としか伝わらないが、飛行機の中、機内食が喉を通らない。気を抜くと狭い空間に気が狂いそうになる。 先の事を考えると、いっそこのまま墜落してしまえばいい。ちょっと本気で思った。それくらい気持ちに余裕がなかった。

シャルルドドゴール空港、当然の事ながら迎えなど無い。さっきまで隣に座っていた老夫婦は添乗員と共に笑顔で去って行った。

孤独。

パリ市内まで何で行こう。バス?電車?迷ったが電車で行こうと決め空港内の駅へ まず、最初の試練切符の購入。 窓口ではなく券売機、パリ市内までの運賃をガイドブックで調べ画面上の絵だけを頼りになんとか購入。 改札口、思い浮かべて欲しい、都会にありがちな無人の改札口。切符を入れ遊園地の入り口のような 手すりが回転しガッチャンと人、1人が通れるタイプ。 あろう事か、スーツケースのみ先に行ってしまい自分は入れない。

旅行者もほとんどおらず、困り果てていると遠くに駅員の姿がフランスに来て初めての外国語 大声でエックスキューズミイ。これが波乱の幕開けとなった。 写真は店の看板メニュー、フランボワーズショコラ、始めて食べた時衝撃を受けたこの味・感動を伝えるべく おすすめしております。 これから、フランスでの出来事を綴って行こうと思います。ぜひお付き合い下さい(^^)IMG_20160405_083831

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