このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。
さて、時計を見れば夜も20:00とりあえず昨日のユースホステルへ向かう。
1度泊まっているとは言え、夜のロンドン、昼間とは違う。
地下鉄に乗りビビリながらもどうにか目的の地へ。
つたない英語とフランス語で空き部屋は無いか?と
まさかの、いや、案の定、満室とのこと。
すっかり夜になってしまった。頼りの地球の歩き方を開き、次を探す。
歩いて15分程、記載されている、もう一軒のユースホステルへ。
地球の歩き方にはこの2軒しか記載が無い。
祈る思いで乗り込む。
満室。
.....。
さてさて、どうするか。
こんな時、頭をよぎるはドラゴンボール
CHA-LA-HEAD-CHA-LA
♪何が起きても気分はへのへのかっぱ 頭カラッポの方が 夢詰め込める
なんて、強がって見たものの...。さて、どうしよう。
ん?
受付のおばちゃんなんか言ってる。良く分からないが、パンフレットを指差し電話をかけてくれている。
アーユーフローム?
ジャパニーズ。
恐らく、系列店のユースホステルで空きを探してくれたらしく、ここへ行けと。
で、これも又恐らく、今から日本人が行くから頼むよ。
と、言ってくれたのだろう。センキュー。
そして、知らない町、ロンドンを歩く事20分ようやく寝床にたどり着く。
何度か経験したが、知らない町で寝床が確保出来ない、なかなかのストレス。
日本なら、よほどの事がなければお金さえ出せば直ぐに見つかるだろう。
外国、知らない町となるとかなり大変。土地勘も無く、いい人ばかりでは無い。
ああ、もうパリに帰りたい。
軽い気持ちで3泊4日のロンドン旅を決めた事に後悔。
明日もどこか探さねば、少々投げやりな気持ちでチェックアウト時
トゥナイト、ステイ オーケー?
オーケー。
パスポートのコピーを取られ、予約表を渡される。
行動あるのみ。一定の安堵感。
さて、今日はどこへ行こう。