このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。
さて、子供の頃、図鑑で見た遺跡。
ストーンヘンジ
誰が何の為に作ったか、どうやって作ったのか、謎に包まれているストーンヘンジ。
1度は行って見たいと思いつついた地。地球の歩き方を頼りに出来るだけの情報収集。
ロンドン、ウォータール駅から電車を使いソールズベリーと言う駅迄、片道90分程らしい。
先ずは切符の購入、よく分からない窓口に並ぶ。
どこかで見た光景だ。悪夢の再来か。
紙に行き先を書き込み、片道と記したメモを駅員に見せる
又、あれこれ言われるのか!?
構える。
駅員、「25ポンド」と。
おお!すんなり買えた(^^)
意気揚々と電車に乗り込み、ソールズベリーへ
到着後、バスに乗る変えストーンヘンジの入口へと向かう。
ふと、前を見ると日本人らしき男性が、1人。
確証は無かったが、よく見ると日本語の本を持っている間違えない。日本人だ。
年齢は自分より大分大人に見える。だが、ここで会ったのも何かの御縁。
話しかけてみよう。
たわいもないやり取りだが、日本語、どこか嬉しい。聞けばこの後はパリに行く予定との事、自分はパリに住んで居ることを告げ、連絡先を交換した。
さてさて、ストーンヘンジ。
まず、到着するのは博物館の様な案内所。お土産など売っている施設。
そこから、専用のバスに乗り換え現地へ向かう。
おお!平原の中に円形に並べられた巨石。石を引きずった後だろうか、道の様に地面がえぐられ丘の向こうまで続いている。
すげーなー、本当あの巨石を昔の人がどう積みあげたのか、周りを見渡すと他にも石を並べた所も見える。すげーなーすげーなー、と思いながら案内経路を一回り。
何とも言えない不思議な気分に心酔わされ一瞬時を忘れるが、直ぐに現実に戻る。
さて、ソールズベリーの町迄戻り今日の寝床を確保しよう。
自分はいつも旅先で泊まってみる事にしている。その土地の食べ物や人々の暮らし。
なかなか面白い。手慣れた物。
下調べによると、ホテルも何カ所かあるらしい。
1番リーズナブルなホテルを目指す。満室らしい。
まあまあ、よくある事。大丈夫。大丈夫。
はいはい次。
近くにあった少しよさ気なホテルも満室。
仕方ない三ツ星の1番高そうなホテル・・・
一泊280£~
はい。流石に撃沈。因みに昨日のユースホステルは30£。
時は夕暮れ焦る💦
外国、特に知らない場所で寝床の確保に失敗すると、以外と焦る。
周りも薄暗くなって来る。
仕方ないロンドン迄戻ろう。
ただ、この時点で夕方6時。
ロンドン迄戻った所で何の保障もない。
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さて、今日の寝床を確保しよう。事前に調べてあったユースホステルへ向かう。
地図を頼りに町中を歩く。
例のノートには、
道路よりも下に格子の付いた窓がある。冬はよほど寒いのか。
左側通行、道路は日本と同じ。(フランスは右側通行)
よくテレビで見かける、2階建ての赤いバスが沢山走っている。
古い建物とビルが混在する。どこか東京と似ている。
ラーメン屋も幾つかある。醤油ラーメン5,9£(約1,300円)
こんな事を印しながら、どうにか目的地に到着。
得意の英語で、
トゥデイ ワンステイ OK?
1ペルソンヌ?
イエス。
難無くクリア。
料金は30£、以外と高いのか、物価の違いで余りピンと来ない。
部屋は8人部屋。2段ベッドが4つ並び、シャワーとトイレがある。指定された番号にたどり着き先ずは一安心。
さて、次は晩飯の確保。
辺りをぶらつくと、中華料理が目に留まる。海外ではよく見かける、容器を選びそこに指定した料理を入れてくれるスタイル。
例えば、容器がS・M・Lとある。1品目、Sサイズの容器にチャーハン(みたいなご飯)
思いっきり詰め込まれる。あーなるほど、容器の大きさは違えど、量り売り。
ストップと言う迄思いっきり詰め込まれる。
いわゆる、ガソリンスタンドで店員さんが満タンのガソリンを、あふれる寸前迄入れようとするあの感じ。
ただ、違うのは、こちらは食べ物である、あまり潰さないで。
おかずはビーフンみたいな麺。S容器にこれ又、盛り盛りと盛られる。
2品で7,5£(約1,600円)程。
店の前に並べてある台で、皆食べている。2£のビールを買い食す。
歩き回り、腹が減れば何でも美味い。
さて、宿に戻り、シャワーを浴びよう。もちろん全ての金品をシャワールームまで、持ち込み日本の様に気の抜けない時間を過ごす。
周りを見れば色んな国の人達がいる。良くも悪くも信用など無い世界。
バッグに全ての荷物を詰め込み、枕にして眠りにつく。
パリのユースホステルも幾度となく利用したが、ここはロンドン。
全く落ち着かないが、もう1本買っておいたぬるいビールを飲んで眠りにつこう。
イギリスに来たら、1度行って見たい場所がある。
よし、明日はロンドンを離れよう。