LA PORTE D’OR

店主のブログ〜

オカシナタビ 33 慣れ

2023.07.17

このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。

さて、子供の頃、図鑑で見た遺跡。

ストーンヘンジ

誰が何の為に作ったか、どうやって作ったのか、謎に包まれているストーンヘンジ。

1度は行って見たいと思いつついた地。地球の歩き方を頼りに出来るだけの情報収集。

ロンドン、ウォータール駅から電車を使いソールズベリーと言う駅迄、片道90分程らしい。

先ずは切符の購入、よく分からない窓口に並ぶ。

どこかで見た光景だ。悪夢の再来か。

紙に行き先を書き込み、片道と記したメモを駅員に見せる

又、あれこれ言われるのか!?

構える。

駅員、「25ポンド」と。

おお!すんなり買えた(^^)

意気揚々と電車に乗り込み、ソールズベリーへ

到着後、バスに乗る変えストーンヘンジの入口へと向かう。

ふと、前を見ると日本人らしき男性が、1人。

確証は無かったが、よく見ると日本語の本を持っている間違えない。日本人だ。

年齢は自分より大分大人に見える。だが、ここで会ったのも何かの御縁。

話しかけてみよう。

たわいもないやり取りだが、日本語、どこか嬉しい。聞けばこの後はパリに行く予定との事、自分はパリに住んで居ることを告げ、連絡先を交換した。

さてさて、ストーンヘンジ。

まず、到着するのは博物館の様な案内所。お土産など売っている施設。

そこから、専用のバスに乗り換え現地へ向かう。

おお!平原の中に円形に並べられた巨石。石を引きずった後だろうか、道の様に地面がえぐられ丘の向こうまで続いている。

すげーなー、本当あの巨石を昔の人がどう積みあげたのか、周りを見渡すと他にも石を並べた所も見える。すげーなーすげーなー、と思いながら案内経路を一回り。

何とも言えない不思議な気分に心酔わされ一瞬時を忘れるが、直ぐに現実に戻る。

さて、ソールズベリーの町迄戻り今日の寝床を確保しよう。

自分はいつも旅先で泊まってみる事にしている。その土地の食べ物や人々の暮らし。

なかなか面白い。手慣れた物。

下調べによると、ホテルも何カ所かあるらしい。

1番リーズナブルなホテルを目指す。満室らしい。

まあまあ、よくある事。大丈夫。大丈夫。

はいはい次。

近くにあった少しよさ気なホテルも満室。

仕方ない三ツ星の1番高そうなホテル・・・

一泊280£~

はい。流石に撃沈。因みに昨日のユースホステルは30£。

時は夕暮れ焦る💦

外国、特に知らない場所で寝床の確保に失敗すると、以外と焦る。

周りも薄暗くなって来る。

仕方ないロンドン迄戻ろう。

ただ、この時点で夕方6時。

ロンドン迄戻った所で何の保障もない。

 

 

 

 

 

オカシナタビ 32 英国

2022.10.02

このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。

さて、今日の寝床を確保しよう。事前に調べてあったユースホステルへ向かう。

地図を頼りに町中を歩く。

例のノートには、

道路よりも下に格子の付いた窓がある。冬はよほど寒いのか。

左側通行、道路は日本と同じ。(フランスは右側通行)

よくテレビで見かける、2階建ての赤いバスが沢山走っている。

古い建物とビルが混在する。どこか東京と似ている。

ラーメン屋も幾つかある。醤油ラーメン5,9£(約1,300円)

こんな事を印しながら、どうにか目的地に到着。

得意の英語で、

トゥデイ ワンステイ OK?

1ペルソンヌ?

イエス。

難無くクリア。

料金は30£、以外と高いのか、物価の違いで余りピンと来ない。

部屋は8人部屋。2段ベッドが4つ並び、シャワーとトイレがある。指定された番号にたどり着き先ずは一安心。

さて、次は晩飯の確保。

辺りをぶらつくと、中華料理が目に留まる。海外ではよく見かける、容器を選びそこに指定した料理を入れてくれるスタイル。

例えば、容器がS・M・Lとある。1品目、Sサイズの容器にチャーハン(みたいなご飯)

思いっきり詰め込まれる。あーなるほど、容器の大きさは違えど、量り売り。

ストップと言う迄思いっきり詰め込まれる。

いわゆる、ガソリンスタンドで店員さんが満タンのガソリンを、あふれる寸前迄入れようとするあの感じ。

ただ、違うのは、こちらは食べ物である、あまり潰さないで。

おかずはビーフンみたいな麺。S容器にこれ又、盛り盛りと盛られる。

2品で7,5£(約1,600円)程。

店の前に並べてある台で、皆食べている。2£のビールを買い食す。

歩き回り、腹が減れば何でも美味い。

さて、宿に戻り、シャワーを浴びよう。もちろん全ての金品をシャワールームまで、持ち込み日本の様に気の抜けない時間を過ごす。

周りを見れば色んな国の人達がいる。良くも悪くも信用など無い世界。

バッグに全ての荷物を詰め込み、枕にして眠りにつく。

パリのユースホステルも幾度となく利用したが、ここはロンドン。

全く落ち着かないが、もう1本買っておいたぬるいビールを飲んで眠りにつこう。

イギリスに来たら、1度行って見たい場所がある。

よし、明日はロンドンを離れよう。

 

 

 

 

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