このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。
待たされること数分。
店の奥から私服のおっちゃんが手招きをしている。全くもってよく分からないが言われるがままに付いて行く。
フランスの建物は見た目以上に奥深い。階段を上り奥の部屋へ通される。
この時点では、生きて帰れるの、また日の光を見る事が出来るのか・・・。不安しかない。
するとこの部屋へと、案内される。恐る恐るドアを開け中へ
ボンジュール!っと話かけられる
おお!チョコレートの神様、ムッシュ エヴァン!
すげー本物。
自分の書いた履歴書を見ている。
何やら話しかけて来るが、んーさっぱり分からない。
自分的に最初の一言目から推測する。
Pourquoiプルコワ?(なぜ)
恐らく何で家で働きたいと思ったのか?だろう。
セ デリシュー トレボン ショコラ
自分的には、ここのチョコレートはとても美味しい。と伝えたつもり。
次に
quandカン?(いつ)
いつ・・・。あー恐らくいつから来れるのか?だろう。
ありったけのフランス語を絞り出す。
マントゥノー
自分的には今からでも。と答えたつもり。
次に、親指と中指を擦り合わせ
combiennコンビアン?(いくつ)
あーそのジェスチャーはいくら欲しいんだ?かな。
給料の話か。自分は両手を指から先に向け、任せると伝える。
伝えたつもり。
すると、ムッシュが
オーケー。
ドゥマン シーゼロ マタン イシイ
明日、朝6時、ここに来い。
と。
おーなんだかよくわからないが、雇ってもらえるらしい。
やった。