このブログはフィクションです。ご想像にお任せ致します。
言葉。
まず頭に浮かぶのが定番の駅前留学。
イーオンにノヴァそんな高価な所に通える訳もなく本屋さんで会話集を買う。
仮にも1年やり過ごした。だからこそ分かっている、分厚い言葉の壁。数字は何とか覚えた。いざ働くと、例えば卵を割ってくれと何となく言われているのはジェスチャーなどで伝わるが10個??なのか20個??なのか重要なポイントだけに困る。必死で覚えた。
よく言われる、1年もいれば少しは喋れるんでしょ?
申し訳ない位に分からない。謙遜などしていない。見よう見まねシェフに言われる前に動く。言われても分かりません(^^;)
基本、誰よりも早く出勤し雑務をこなす。出来る準備を進め与えられた職務をこなす。幸運な事に仲間には恵まれ、シェフ一家にも可愛がってもらえた。言葉が出来ればどんなに素晴らしいだろう。さて、どうしたものか。
ここで一つの情報が飛び込む。
母の、知り合いの知り合いがフランス語が出来るらしい。藁にもすがる思いでレッスンをお願いする。良心的な価格で心良く引き受けて頂けた。再び渡仏するわずかな時間だがかなり有難い経験となった。
フランスにいた頃、フランス語の講座に通った事もあったが初心者コースと言えど当たり前の事だが、初めからフランス人講師、フランス語しか聞こえてこない、何が何だかさっぱり😂
夕方~夜にかけてのアルバイトと週1~2回のフランス語レッスン。
半月経った位か、フランス大使館より学生ビザの申請が受理された。さあいよいよ帰路の準備に取りかかる。嬉しい気持ちと、又あの生活に戻るのか。非常に複雑。自分で決めたことなのに・・・。
ただ、今の自分はただのフリーター。実家にいても母から、皿ぐらい洗え。と尻を叩かれ居場所も無い。まあ母の優しさでもあるが、肩身が狭い。
よし、行こう。
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1年前ぶりにまともに音声の理解出来るテレビを拝む。1番変化の感じた番組。
お笑い番組。
記憶をたどれば、そこまで詳しくはないが、次長課長、ヒロシ、小島よしお、などなど。
が、今は、
春日?? オードリー??誰だ、このピンクの奴は??
全くついていけない(^^;)
いわゆる浦島太郎状態。やっぱお笑いの世界も厳しいんだなあ。
さてさて、本題、一時帰国のミッションをおさらいしておこう。
まず、学生ビザの取得
次に、少しでもお金。バイト探し。
出来れば、言葉の勉強。
いざ学生ビザを取得すべき、必要書類を揃え意気揚々と麻布にあるフランス大使館へ向かう。時間は12時を少し過ぎた位。今まで訳分からんフランスの鉄道に乗って来た。日本の電車なんてチョロい。←当たり前 笑
が、まさかの。
申請は午前中に限る。
まじか。この為だけにここまで来た。沼津から。どうする事も出来ず帰る。もっとよく読め。次の日出直す。朝一新幹線。書類提出。無事審査がおり、ビザが発給されるように祈るのみ。駄目な事も多々あるらしい。でも、悪運は強い。きっと大丈夫。
さて、職探し。とは言えど短期。そう都合よくは…。
見つかった!学生の頃バイトさせて頂いた某大手スパーの荷分け仕事。幸いあの頃可愛がってくれた社員の方がまだ働いていて、そう言い事ならと雇ってもらえた。
次は言葉だ。